うつ治療を仕事しながら【pressureに負けない】

ウーマン

精神科の豆知識

医者

金銭的に悩まずに済む

うつ病を治療する上で知っておいた方が良い情報があります。うつ病の治療は精神科医が処方する薬剤をきちんと服用するだけが治療ではありません。一度うつ病にかかると対人関係を取るのが非常に難しくなります。その点に関していうと薬剤はほとんど力を発揮しません。そのようなトレーニングを行う医療施設に精神科デイケアやデイナイトケアがあります。こちらには精神保健福祉士や作業療法士などの福祉やリハビリのプロだけでなく、臨床心理士などの心理の専門家がいます。こちらのスタッフは精神科医と連携した上で心理テストなどを行います。その上で認知行動療法などを行うのがメインです。認知行動療法はうつ病独特の変わった世界観を矯正する心理療法でうつ病にはかなりの効果を発揮します。精神科デイケアやデイナイトケアではSSTというプログラムを実施している場合もあります。SSTとは対人関係のトレーニングを行うプログラムで、様々な場面を設定して他のメンバーやスタッフからアドバイスを行います。認知行動療法同様にかなりの効果を発揮します。このような心理プログラム以外にもカラオケなどのプログラムも実施しており、原因であるストレスを発散する事もできるようになっています。うつ病の治療費用ですが、入院するかしないかでかなり変わってきます。入院する場合には何もしないと毎月10万円程度の費用がかかります。しかし精神科への入院も高額療養費の対象となるので、非課税世帯だと4万円程度で課税世帯だと9万円程度の負担になります。しかしこのような入院による治療は自殺観念があるなど、症状がかなり激しい時のみで、通常は外来治療が中心となります。外来治療の場合だと、公費負担医療が利用できるので、一回の治療費用は一割の1000円程度で済みます。精神科デイケアやデイナイトケアも公費負担医療の対象になりますが、毎日利用していたら10万円程度の負担になってしまいます。厚生労働省ではこのような高額な負担にならないように、公費負担医療の上限枠を設定しています。そのような訳から非課税世帯だと月に2500円から5000円、課税世帯だと1万円くらいが上限枠として設定されます。上限枠以上は支払う必要がありません。そのため三割負担だと1日あたりの費用が3000円から5000円以上かかる精神科デイケアやデイナイトケアを利用したとしても、費用面では心配いらなくなります。うつ病の入院や外来の費用は、このようになっています。